詩吟教室(東播岳風会)
〜吟道精神とは〜

社団法人・日本詩吟学院岳風会 吟道精神

朗吟は邪穢(じゃあい)を
蕩滌(とうてき)し、
飽満を斟酌(しんしゃく)し、
血脈を動盪(どうとう)し、精神を流通し、
その中和の徳を養って気質の
偏(へん)を救うものなり。
吟道は気を養うの道なり。
人の生(せい)や気(き)なり。
気竭(きつ)くれば死す。
気は以って養わざるべからず。
正風六合(せいふうろくごう)に
洽(あまね)く、
一声士気(いっせいしき)高し。
吟じ終わりて清風起る。
一吟天地の心。


<兵庫東播岳風会『吟道精神』より>
朗吟は心のけがれをうち払い、
われわれの怠慢や
満ち飽きた心を追放し、
肉体的にも精神的にも
血脈の流通を阻害する
わだかまりを取り除いて、
「中和」の人徳を養って気質の
かたよること防ぐものである。
吟道は“気”を養うの道である。
“気”は生命の原動力であり、
“気”が横溢すれば人の活力は溢れ、
衰えれば気抜けの状態となって遂には
生命力をも失うに至る。
かくして吟道の栄ゆる所、
正しい道があまねくみなぎりわたり、
朗吟の声は士気高く朗々と
響き渡るであろう。
吟じ終わった時のすがすがしさ
思わず清風が吹き起こってくる気分…
これが吟道の真髄である。
 

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